しゅんちゃんの Wingedボランティア日記
WEEK 5 & 6(8月11日〜8月25日)
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Week) - 8-9
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16.Gentleman―George―僕はあなたを尊敬します・・・
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彼との出会いは夕食のとき、彼のいたテーブルに僕がウエイターとして注文を取りに行ったときだった。彼はまったく歯がなく、しかし入れ歯もしていないのですりつぶしたものしか食べることができない。彼はそのことについて僕に説明してくれたのだが、なかなか理解できなかった。というのは僕の英語力不足というより、彼に歯がないためうまくしゃべれず、聞き取りにくいのだ。何回も何回も彼が説明したかいがあって僕がやっと理解できたのを見て、彼は親指をたてて「Good!」と言ってくれた。僕はとてもさわやかな人だと感じ、好印象を受けた。 その後、彼と一緒に食事をしたのだが、彼は常に自分専用のペーパーナプキンを持ち歩いており、よだれが出たときや食事をこぼしたときはそれで拭いたり、自分の食事が先に来てもみんなの食事が来るまで食べずに待っていたり、また、自分が食べ終わってもみんなが食べ終わるまで席を立たずに待っていたり(夕食はStarter→Main Meal→Puddingの順番になっている。たいていの人は自分の分が来ると人のことなどおかまいなしにどんどん食べ始める。ひとつのコースが自分の座っている席の人たちに行き渡るまで待っている、なんて人はごくまれにしかいない。)、誰かがまちがえて彼の足を踏んでしまったときも"Don't Worry."と自分のことよりも他人のことを気遣い、表情をくずさなかった。 それら一連の仕草を見ていて、僕は彼がGentlemanだと感じたのである。 彼は歯を失ったが、誇りは失っていなかった。 |
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17.Day-Trips―Magical Mystery
Tour(それはまさにミステリー・・・)―
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この場所はNeedles。ワイト島の西側の先端にある岬の名前でそこだけ突出しているせいかそのように呼ばれている。そもそもなぜここなのか?と言えば、Day-Tripで行ったからである。たいてい日曜日のDay-Tripは"Magical Mystery Tour"で、その名の通りどこに行って何をするのかは一切語られず、ゲストにはただDay-Tripに行くか行かないかだけ尋ねられる。ボランティアやスタッフさえも知らない。運転手と神?のみぞ知る。今回着いた所はここ、Needlesが見える対岸だった。ここには何もなく、だだっぴろい駐車場・トイレ・そしてソフトクリームからスープまで何でも売っている小さな屋台がひとつあるだけであった。ここで何をするかと言えば、何もしない。ごく一部のゲストがバスから降りて対岸の景色をほんの一瞬見たり、トイレに行ったり、寒いのにソフトクリームなんかを買ってバスの中で食べたりするのである。大部分のゲストは何もせずただバスの中にいてドライブを楽しむのである。 結局どこへ行って何をしたかがはっきりしない・・・まさにMystery Tourである。 |
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18.Unlucky Guest―Cristfer―「ボクのヒゲ剃り練習台」
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そんな彼も、金曜日の夜になると次の日に帰るということもあって泣いていた。英語がうまく話せないうえにヒゲ剃りもまともにできないボランティアでさえも、1週間一緒にいたので愛着が沸いたのだろうか・・・。 ごめんよ、Cristfer・・・。けどキミのおかげで僕のヒゲ剃りによる被害者の数や流血の量はグッと減りました! |
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19.Netley Beach―僕の隠れた穴場―
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ボランティアをしていると、楽しいことばかりではなく疲れてくることだってある。1人になりたいときだってある。そんなとき、ここを歩いてみる・・・。Netleyの街?もいいけど、小さな街のこと、すぐ誰かに会ってしまう。しかしここはWingedに来るボランティアも海岸沿いに歩いて行けることを知らないらしく(というのは満潮のときはまったく歩けないから)、しかも見渡しがいい。写真の左側に蜃気楼の如く見える街はSouthampton。この写真にはないが反対側にはワイト島が見える。そしてSouthamptonから、あるいはSouthamptonへと向かう船をここから一望できる。(かのタイタニック号もここから出航した。)かなりの大型の船を間近に見ることができるので迫力がある。このあたりでSailingやサーフボードを楽しむ人たちも目にする。そんな光景を見るのも楽しみの1つだ。 そんなわけで僕はこのビーチが好きだ。ボクの隠れたたそがれの場・・・。 |
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20.My Guest―Ronald(ボクのお気に入りゲスト)―
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確かに彼はあまり話せないのだが、「話せない」という状況に甘えすべてを人にゆだねる、ということなく、必死に自分の要求を伝えようとし、話そうとする。頭の中では一生懸命考えているようだが、言葉になかなか出せないようだ。だから意思が伝わったのがわかったとき、とても喜ぶ。その顔がとてもいい。そして彼の症状がちょうど英語がうまく話せない僕の状況と似ており、彼には今までのゲスト以上に共感し、親しみを感じた。 そんな彼だが、言葉がうまく話せないのでいつもほかのゲストやボランティアの輪の中に入れず、食事の時ひとりで食べていたり、夜もセンター内のBarでひとり寂しげにビールを飲んでいる。そのことが気になった僕は、Day-Tripのない金曜日(この日はIn House DayでDay-Tripがない。)に友だちのDannieと3人で、彼が行きたいと言っていたセンターの近くにあるRoyal Victoria Parkに行った。彼はとても喜んでくれた。 彼は僕の今までのゲストの中で最も気にいったゲストだ。そして僕はこの週にしてはじめて、「ああ、いい仕事をした。」「自分で自身をほめたい。(どこかで聞いたフレーズ)」と思った・・・。 |
to be continued...
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