|
冬到来!と言った感のある今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?「寒い時は引
きこもりに限る」主義のポル子です。この時期だと家でテレビを見る機会も多くなる
かと思いますが、私はたまたま今日休みでCATVをプチっとつけたら、懐かしの「ス
チュワーデス物語」が!そのチャンネルはほぼ一日中と言っていいほどスチュワーデ
ス物語祭りでした。気が狂いそうになりました。しかし懐かしさのあまり見入ってし
まいました。大笑いしながら。この頃の日本ではそういう風にハマれるドラマってな
いなあ…
イギリスにいた時はいわゆる「Soap Opera(ソープ・オペラ)」にハマりにハマって
おりました。意味や語源はご存じの方も多いでしょうが、特に石鹸のメーカーがスポ
ンサーでなくともその手のドラマは全て「SOAP」で片づけられています。解説させて
頂きますと、日本で言えば昼メロ、または「渡る世間は鬼ばかり」はこれに相当する
と思います。雑多なキャラクターがいろいろな愛憎劇を繰り広げ、婦女子を中心に支
持される番組をそういうカテゴリーとして扱っているようです。もっとも男性のSOAP
ファンもたくさんいましたけど。
その中で私が大好きだったのはBBCのEastendersと言う、ロンドンのイーストエンド
(下町です)を舞台とした、かれこれ20年近く続くドラマです。余談ですが、他局で
はマンチェスターを舞台としたCoronation Streetという40年くらい放送されている
SOAPがあります。
Eastendersの内容は…一言で言って「ありえない!」です。とにかく人間関係が複
雑。Walfordと言う架空の街の中でのみ行われる愛憎劇。ウェストエンドに出かける
とかそういう場面はほとんど無し。恋愛は全て手の届く範囲で間に合わせる。それが
たとえよそ様のダンナでもお構いなし。一番凄かったのは、母親の新しい彼氏が、そ
の娘の昔付き合っていた男。結局娘(既婚)とその男はいい仲になってしまい、母親
と自分のダンナにばれて大騒ぎ。娘は離婚して、マンチェスターに逃げました(とい
う形で降板)。または街で評判のワル兄弟。弟の嫁と出来てしまう兄、兄の嫁と出来
てしまう弟、別の意味でも兄弟になり大げんか。
こんなのを国営放送で、夜7時半から放送してもいいんか?!と思ったものですが、
下町なのに喧嘩する時はみんな妙に大人しい。いわゆるfour-letter wordが出てこな
いのです。せいぜいbitch!くらい。一応気を配っているらしいです。もちろんドロ
ドロ恋愛のみならず、お金や教育の問題など取り扱われるのですが、「ありえない
!」とはいいつつイギリスの世相を反映したリアリティもあり、イギリス人の心を
グッと掴むドラマらしいです。私も日本人ながらグッと掴まれました。今でも友達が
たまにビデオを送ってくれます。
日本に帰ってからどのテレビを見たらいいのかわからず、困っていた時にふと目に止
まったのが「渡る世間は鬼ばかり」。日本にいた時は一度も見たことがありませんで
した。あの手のドラマは苦手だったので… しかし見始めたら、こっちだって「あり
えない!」の世界、かつリアリティあり。ドロドロ愛憎劇はないけれど、複雑な人間
関係…これぞ日本のSOAP!
両方に共通していることは、人間の悪い面を描き出すのが非常に上手いと言うこと。
パーフェクトな善人が出てこない。本当に鬼ばかり!(でもピン子の役は鬼じゃない
なあ)今は遠い国を思い出して懐かしくなりました。
今は寿賀子先生お休み中だそうですが、早く新しいシリーズが見たいと思う今日この
頃のポル子でありました。「食わず嫌い」も「どっちの料理ショー」も貧乏人には悲
しすぎます…
つづく
|