ポル子のカルチャーショックリハビリ日記
その5「冬の鬱と戦うポル子」
| ★ プロフィール ★ ポル子 - 1998年、7年間の社会人生活ののち渡英。学生として4年4ヶ月ロンドンに暮らし、その間英語、アート、コンピュータなどを勉強しつつ、清く貧しく美しく暮らす。ついに観念して2002年10月に帰国。現在北海道在住。 |
| 日本ではあちこちで桜の便りが聞かれる今日このごろ、こちら北海道は桜の「さ」の字もなく、雪が時たまちらついたりしております。日陰にはまだ雪が残っているし… でも、チューリップの葉や、クロッカスの花などが見られるようになると、ああ、春なんだな、と。
私がロンドンに着いた1998年6月は、まさしく一年中で一番日の長い時期でした。10時過ぎまでうっすらと明るいなんて… そう、地球では緯度が高ければ高いほど、夏は昼が長く、冬は夜が長くなるのです。日本は北緯30〜40度、イギリスは50度以上ですから、かな〜りイギリスは日本に比べると、その差が激しいわけです。北欧に白夜という現象が起こるのは、一日中日が沈まないからであり、逆に冬は一日中日が出てこない時期がしばらくあるらしいのです。想像しただけで恐ろしいですね。どうしてかな?それは理科の先生にでも聞いてみよう!(手抜き) うおおおお!朝の8時なのに何なのよこの真っ暗な世界は?! しかし、これがもし夏の出来事だったらこうはならなかったと思うのです。UK-Jの方に伺ったのですが、SAD(Seasonal
Affective Disorder)という神経症があって、緯度の高い地域に多く、冬場に暗く寒くなってくると鬱状態になるとか…他の友達にも「冬の鬱ってあるらしいよ〜。ちょっと外で日に当たってみたら?」って言われたりして。そうか〜冬のせいなのか〜。なるほど、北欧で冬に自殺率が高いというのはそのせいかもしれません。 その後イギリスで3回の冬を越し、何とか乗り切った私でしたが、日本に帰ってきて冬の鬱が戻ってきてしまいました…イギリスは緯度が高いけど、ロンドンは東京よりちょっと寒いくらい。でも北海道は… 人間の住むところじゃありません…寒すぎます…鬱… つづく |