ヘッジホッグ、汗と涙のワーホリ物語 No. 9
「お家のない旅立ち」
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名古屋空港発、香港経由ヒースロー行きのゲート前のソファーにのんびり腰を降ろして僕は次なる冒険に大きな期待を抱いていた。あの災難続きのワーホリ面接から1週間たった4月2日夕方4時半。明日の明け方7時には、ロンドンのまだ寒い春の陽気を身を持って感じていることだろう。そして、同時に家探しをしている頃かもしれない。 昨年12月に学校のアコモデーション(いわゆる学校が借りている民家)の件で事務を担当しているクリスティーンから「あなたの場合、学校に戻ってくる予約しているから担当のウェンディーに3月下旬頃に連絡してアコモデーションの予約してくれればいいから。」と言われていたから、その言葉をうのみにしてワーホリ合格のあくる日に早速メールを送っておいた。 が、しかし、いつまでたっても返事が返ってこない。これはおかしいと思い、けっこう通話料金が高いけれども国際電話で学校に電話をしてみた。しかし聞き覚えのあるオランド人の先生ヨハネスの留守電メッセージしか聞くことが出来ない。これは困ったことだと、最後の頼みの綱UK-Jに連絡しようとホームページを開いてみる。 まぁ、向こうに行けば、ユースホステルやB&B(ベッド&ブレックファーストの略、いわゆる民宿)があるから数日泊まって、学校に問い合わせて家紹介してもらうことにしよう。いや、待てよ。学校にもし連絡が取れていなかったら、学校に行くこ 窓の外の飛行機をボーっと眺めていると機内へ乗り込むようにアナウンスが流れた。 また、あの子に会えるんだぁ。うれしくなってきた。 つづく |