ヘッジホッグ、汗と涙のワーホリ物語 No. 4
「それは、2月の最初の出来事だった」
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何気にインターネットでイギリスに関するものを調べていたら、"ワーキングホリデーでいくイギリス"という項目を発見した。 (へぇ、こんなのがあったんだぁ。) 興味本位でみていると、いろいろ細かい条件があってちなみに、年齢は25歳まで、但し26歳から30歳までなら特別な審査が必要というものだった。自分の名前、住所、年齢、そして電話番号をハガキに記入してイギリス大使館宛に郵送すればいいというとても簡単なもので、締め切りは、今回は2月14日、15日あたりの中旬だったと思う。 昨年からスタートしたようで、今回で2回目ということはまだまだできて間もない制度である。手紙を送ったからといって、必ずしも行けるとは限らないのがとても意地悪な点だ。まぁ、テレビのクイズショーとかバラエティ番組の応募に一般人が採用されるのもいっしょのようなものだから、ほとんどクジのようで運が良ければ....、と僕は思う。 話で聞くには、ワーホリを採用している国の中ではカナダが倍率が高く、オーストラリアやニュージーランドは比較的審査に受かりやすいらしい。もちろん、この条件以外にもいろいろあるが、特に金銭面である程度のお金をもっていないとダメな様だ。とはいえ、海外で生活する上で自分の身を守ってくれるのは、ある意味でお金だから、この条件は当然の事なのかもしれない。 しかし、考え様によってはこれほどおいしい制度はない。以前にも述べたが、スチューデントビザでは週20時間という限られた範囲内でしかアルバイトが認められない。生活費なり食費、学費を稼ぐ事はできない。これは、経験から言えるのだが、この範囲内でこの3つの費用を稼ぐ事は不可能である。学校時代にブラジル人、ボリビア人の友達や韓国人の友達、ソマリア人の友達が悪戦苦闘しているのを目の当たりにしてきた。でも、もしワーキングビザならその心配はいらない。働く時間もたった週20時間という限りがない。その分、この国に高い税金を払わなくてはいけないのだが。 とにかく、結果がどうであろう出すだけ出してみよう。相変わらず、その思いつきのような楽観的な考え一つで早速応募をした。それから1週間後、プルルルルル。自宅に1本の電話のベルの音がこだまするのだった。 |